映画「ローグアサシン」を試写会にて鑑賞。

 2日、内幸町イイノホールにて『ローグアサシン』を鑑賞した。


 客入りは、かなり空席の目立つ6~7割と言ったところか。最近の試写会には小学生位の観客を良く見かける。彼ら彼女らにはかなり刺激のある映画なのだが・・・。






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 映画の話


 FBIアジア系組織犯罪捜査科のクロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、同僚とその家族を“幽霊”と称される殺し屋のローグ(ジェット・リー)に無惨にも殺されてしまった。3年後、クロフォードの宿敵ローグがサンフランシスコのヤクザ街に姿を現し、中国系暴力団と日本のヤクザの抗争を複雑にかき回し、激化させる。





 予告編でイメージしていた映画とは随分と違っていた作品で、見る人によっては珍品にカテゴライズされてしまう作品かもしれない。その理由は本作はチャイニーズマフィアとジャパニーズマフィア(ヤクザ)の抗争が話の主軸で、そこにFBIと警察、更になぞの暗殺者ローグが絡むかなり複雑な構造になっている。





問題はヤクザと日本の描写である。アメリカ人の間違った認識がそのまま画面に現れている。過去にも「ライジング・サン」『ブラック・レイン』など日本が絡んだ映画は数多くあり違和感を感じる描写があったが、やはり本作もかなり変だ。





 ヤクザの経営する日本レストランには、外国人向けのお土産店で売っていそうな着物を着たお運びさんがいて、お客さんは女体盛りを楽しみ、隠し扉の向こうでは畳の上で博打をするヤクザ達、刺青もかなり変だ。そしてヤクザの日本語セリフはオールアフレコみたいで、ヤクザの親分の娘を演じたデヴォン青木も日本語がペラペラだ。そのくせジェイソン・ステイサムの喋る日本語は本人のもので、字幕も無く喋るので何を言ってるのか判らない、試写会場も爆笑だったぞ。とにかくヤクザを演じているのも在米の日系俳優で、敵対するチャイニーズマフィアとの区別が付かなくって困る。





 日本のシーンではヤクザの親分の石橋凌と、その子分のケイン・コスギが真剣で手合わせをして、親分の怒りを買ったケインは右耳を切り落とされたはずだったのに、アメリカに行ったらちゃんと右耳が付いていました。それから親分の経営するモーターショップには日本語で『下手な横好き』とか書かれた格言が沢山ぶら下がっていました。





 出演者は先にも書いたけどかなり豪華な面子。ジェット・リーとジェイソン・ステイサムのガチンコ勝負は、ある意味エイリアンVSプレデターもしくはゴジラVSガメラに匹敵する組み合わせで、この手の好きな人にはたまらない組み合わせなのでは。





 映画の感想


 かなり微妙。脚本はかなり旨く出来ているのに演出が伴わない、何か映画が淡々としていて熱いものを感じない。





 ジェイソン・ステイサムは『トランスポーター』にしか見えないし、ジェット・リーがスポーツカーを乗り回したり、バイクに乗ったり、銃をバンバン撃ったりでかなり凄いのだが、どうもキャラと合っていないような気がした。やっぱりジェットは肉体を駆使したアクションを見たい。





 以下ネタばれあり


 オチに関しては面白いぞ。「ユージュアル・サスペクツ」を彷彿される捻りのあるオチで、すっかり騙されました。それにしても本作を制作したライオンズゲートは「SAW」シリーズ以降どんでん返しを狙った映画が多く、先日見た「カタコンベ」しかり、観客をいかにして騙すかを全勢力を掛けているような気がする。





 ただ本作の面白いオチも映画全体が雑な演出の為、驚愕なオチにならなかったのが残念である。「あーそうだったんだ」と言う印象で、言われてみればローグのなぞの行動も合致する。もっと旨い監督が撮れば傑作になったかもしれない作品なのだが、いかんせんMTV上がりの監督なので映像の見せ方は旨いのだが底が浅い演出で、映画全体から良い印象は受けなかった、B級ぜんとした作風がもったいない。


 


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