「ブラックパンサー」@TOHOシネマズ渋谷

 公開から20日以上過ぎた月曜日の夕方。スクリーン1は、auユーザーが割引料金で鑑賞できる「auマンデー」と重なり、8~9割位のほぼ満席状態である。若い男性客が多い。
   
   映画の話
 アフリカの秘境にあるワカンダで産出される鉱石ヴィブラニウムは、全てを破壊してしまうほどのパワーを持つ。歴代の王は、悪用されないように鉱石の存在を極秘にしていた。若くして王になったティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、謎の男エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)がワカンダに潜入しようとしていることを知り……。

   

   映画の感想
 私はいつも通りに「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

に登場した「マーベルヒーロー物」位の、特に予備知識ない状態で本作を見たが、かなり予想していたイメージと違う作品で面喰った。

 本作は言わばブラックパンサーの「誕生篇」と言った所で、138分の長尺を使いヒーローの生い立ちから、王が居なくなったワカンダ王国の新王として権力を握る為の、親族同士の骨肉の争いが描かれている。新王を巡る骨肉の争いは、王族を描く定番となったストーリー展開で、ディズニーのアニメ映画「ライオン・キング

なんかも、似たような親族同士の骨肉の争いが描かれている。

 まぁ、物語の構成は意外にもワカンダ王国内の話がメインで、現代社会での戦いが意外に少ない事に拍子抜けした。一番面白い所は韓国・釜山のエピソードが一番テンションが上がるシーンで、その他のシーンはイマイチ盛り上がらない。原作者スタン・リー

がギャンブラーとして登場するカジノのシーンは、1階と2階のフロアを立体的に使ったアクションが見どころで、ワンカットで上下に移動するカメラワークには驚かせられた。そして、釜山の町を使ったカーチェイスも迫力満点で実に楽しい。

 しかし、ワカンダ王国内の物語になると盛り上がらない。それは先にも書いた通りに、普遍的な王族の王位争いの定番的な物語にひねりが無く、ストレートすぎる展開で先が見えてしまう事だろう。更に言うと、「シビル・ウォー」にブラックパンサーに登場した時に、だれがあんなハイテク王国を想像しただろうか?私はもっと素朴な王国を想像していただけに、「ブレード・ランナー」紛いのハイテク王国に違和感が拭えなくドン引きしてしまった。

 物語はまだ動き出したばかりで、各キャラクターに愛着が無い事もあり、個人的には残念な仕上がりに感じた。まぁ、今は来月公開される「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

にも、登場するはずのブラックパンサーの活躍に期待しよう。

   





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    Excerpt: 2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初登場した新たなヒーロー、ブラックパンサーを主役に描くアクション映画。アフリカの超文明国ワカン.. Weblog: 映画に夢中 racked: 2018-04-11 19:16
  • ブラックパンサー

    Excerpt: TBはここにお願い致します。 Weblog: 銀幕大帝αTB受付 racked: 2018-07-05 14:08