「スパイダーマン:ホームカミング」@109シネマズ川崎

映画の話
15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、まるで部活動のようなテンションでスパイダーマンとして活動していた。まだ若い彼の才能に気付いたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ピーターを真のヒーローとして育てようとする。スタークに新しいスーツを新調してもらったピーターは、意気揚々と街へ乗り出し……。
映画の感想
アメコミヒーロー物と青春学園物がバランス良くミックスされて楽しい作品である。作品は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
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以下ネタバレ注意
幕開けは「アベンジャーズ」
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作品はコメディタッチの青春学園物とヒーロー物が並行して描かれる。オタク系男子のピーター・パーカーがスパイダーマンとして「シビル・ウォー」へ参戦した時の裏側が描かれるので、「シビル・ウォー」は押さえておきたい。まだ学生のピーターの監視役は「アイアンマン」
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スパイダーマンの活動は前半はまるで町の私設警備員みたいな感じてある。しかし、そのスーツは完全にアナログからデジタルに進化した様に、「アイアンマン」ばりのギミックが施されたハイテクスーツに進化していた事には驚きだ。まるでスパイダーマンがアイアンマンの弟分みたいな立ち位置になっていて、アイアンマン役のロバート・ダウニーJr.がかなり出演シーンが多くて驚く。スタークの声のみの無人アイアンマンのシーンが個人的に好きである。
作品の見せ場も多く、ワシントン記念塔を使った大掛かりなアクションを筆頭に、大型客船でバルチャーとのバトルの果てのデザスターと大画面を意識した絵作りが上手い。クライマックスのスパイダーマンとバルチャーのバトルは背景が夜なので非常に見づらかった。
全体的に良い出来なのだがキャスティングが難点に感じた。近年のハリウッド映画は白人至上主義を反省したのか、無理やり有色人種を前面に押し出す事が鼻についた。ピーターが憧れるリズがヒロインとは驚きだ。何とも華の無い女優である。そしてピーターの相棒で「座っている人」になりたいネッドや、同級生のフラッシュら、多国籍なキャスティングに違和感を持った。更に謎の女子ミシェルがラストで「MJ」と判明する。好感の持てないキャスティングに思いやられる。そして恒例の原作者スタン・リーのカメオ出演は、町の住民でかなりセリフをしゃべっていた。いつまでも元気でいてほしい。
マーベル恒例のエンドロール。途中でバルチャーの刑務所映像と、更にエンドロールの後にキャプテンアメリカからの指導が入るので、あわてて退場しないように。

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