「LOGAN/ローガン」@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
ジャパンプレミア試写会、2D字幕版。映画上映前にヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督の舞台挨拶があり、その後本編が上映された。客入りは若干空席ある物のほぼ満席だ。

映画の話
近未来では、ミュータントが絶滅の危機に直面していた。治癒能力を失いつつあるローガン(ヒュー・ジャックマン)に、チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)は最後のミッションを託す。その内容は、ミュータントが生き残るための唯一の希望となる少女、ローラ(ダフネ・キーン)を守り抜くことだった。武装組織の襲撃を避けながら、車で荒野を突き進むローガンたちだったが……。
映画の感想
私の映画を見る基本スタイルは、作品の情報を事前に「見ない、聞かない、調べない」を貫いている。そんな中、本作のタイトルに「ウルヴァリン」が無く、ただの「ローガン」という、一般の観客には判り辛いタイトルと感じていた。しかし、本編を見て納得した。これはミュータント「ウルヴァリン」の物語ではなく、人間「ローガン」の物語なのだ。
物語は意外性があり、あっと驚く展開にただただ驚くばかりだった。その為、まだ未見の方はここで一度画面を閉じて、鑑賞後に再び訪問して欲しい。それから「X-MEN」シリーズ最強のスプラッター描写が満載なので、お子さんとの鑑賞は注意して欲しい。
以下ネタバレ注意
時代設定は2029年。ちっと先の近未来だ。まず冒頭から意外な展開だ。ミュータントとして向かうところ敵なしだったウルヴァリンことローガンは、クライスラーのリムジン運転手として生計を立てている。人間たちに絡まれたローガンが小突かれて、耐えに耐えて、最終的に爪で人間たちを殺生してしまう。何か冒頭から作品のカラーの違いに戸惑う。
従来の「ウルヴァリン」は自分の能力を誇示してミュータントたちと闘ってきたが、本作で戦う相手は主に人間たちだ。作品の背景には、作中に「シェーン」が出てくるように西部劇からの影響が濃厚だ。(上に貼ったポスターも西部劇風だ)。 ローガン達が途中出会う黒人一家の件は、完全に西部劇である。そしてカーアクションは「マッドマックス」、後半の展開は「マッドマックス/サンダードーム」
を思い出してしまった。個人的にツボだったのは、道路上に馬が逃げてしまったシーンで、運転席が無い無人貨物トラックが次々と道路を往来する描写は、近未来SFならではの面白い表現だ。
以下、超ネタバレになるので漠然とした文になります。
そして、何よりも驚くのがローガンが守る少女ローラだ。まさか、あの子があんなに事なるなんて想像もしていなかっただけに、ビックリ仰天である。更に「X-MEN」シリーズの顔プロフェッサーXことエグゼビアもあんなことになり、コントロール出来なくなったパワーが炸裂するシーンが凄い。驚きは続き、想定外の「X-23」まで登場して、ウルヴァリンとミュータント対決を繰り広げる。クライマックスは次世代を担う子供たちの活躍まである。作中にパラレルワールドの様な流れで、ローガンが「X-MEN」コミック本を否定する発言も興味深い。
作品はアメコミヒーロー物だが、そんなジャンルにとらわれず、ローラとローガンやエグゼビアとローガンと言った疑似家族の様なドラマも描かれ、ミュータントの苦しみと末路もちゃんと描かれ深みを与えた。シリーズも多作化されて混迷する「X-MEN」本体とは違う、「ウルヴァリン」単独シリーズならでは一本筋の通った充実した仕上がりに大満足である。
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映画の話
近未来では、ミュータントが絶滅の危機に直面していた。治癒能力を失いつつあるローガン(ヒュー・ジャックマン)に、チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)は最後のミッションを託す。その内容は、ミュータントが生き残るための唯一の希望となる少女、ローラ(ダフネ・キーン)を守り抜くことだった。武装組織の襲撃を避けながら、車で荒野を突き進むローガンたちだったが……。
映画の感想
私の映画を見る基本スタイルは、作品の情報を事前に「見ない、聞かない、調べない」を貫いている。そんな中、本作のタイトルに「ウルヴァリン」が無く、ただの「ローガン」という、一般の観客には判り辛いタイトルと感じていた。しかし、本編を見て納得した。これはミュータント「ウルヴァリン」の物語ではなく、人間「ローガン」の物語なのだ。
物語は意外性があり、あっと驚く展開にただただ驚くばかりだった。その為、まだ未見の方はここで一度画面を閉じて、鑑賞後に再び訪問して欲しい。それから「X-MEN」シリーズ最強のスプラッター描写が満載なので、お子さんとの鑑賞は注意して欲しい。
以下ネタバレ注意
時代設定は2029年。ちっと先の近未来だ。まず冒頭から意外な展開だ。ミュータントとして向かうところ敵なしだったウルヴァリンことローガンは、クライスラーのリムジン運転手として生計を立てている。人間たちに絡まれたローガンが小突かれて、耐えに耐えて、最終的に爪で人間たちを殺生してしまう。何か冒頭から作品のカラーの違いに戸惑う。
従来の「ウルヴァリン」は自分の能力を誇示してミュータントたちと闘ってきたが、本作で戦う相手は主に人間たちだ。作品の背景には、作中に「シェーン」が出てくるように西部劇からの影響が濃厚だ。(上に貼ったポスターも西部劇風だ)。 ローガン達が途中出会う黒人一家の件は、完全に西部劇である。そしてカーアクションは「マッドマックス」、後半の展開は「マッドマックス/サンダードーム」
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以下、超ネタバレになるので漠然とした文になります。
そして、何よりも驚くのがローガンが守る少女ローラだ。まさか、あの子があんなに事なるなんて想像もしていなかっただけに、ビックリ仰天である。更に「X-MEN」シリーズの顔プロフェッサーXことエグゼビアもあんなことになり、コントロール出来なくなったパワーが炸裂するシーンが凄い。驚きは続き、想定外の「X-23」まで登場して、ウルヴァリンとミュータント対決を繰り広げる。クライマックスは次世代を担う子供たちの活躍まである。作中にパラレルワールドの様な流れで、ローガンが「X-MEN」コミック本を否定する発言も興味深い。
作品はアメコミヒーロー物だが、そんなジャンルにとらわれず、ローラとローガンやエグゼビアとローガンと言った疑似家族の様なドラマも描かれ、ミュータントの苦しみと末路もちゃんと描かれ深みを与えた。シリーズも多作化されて混迷する「X-MEN」本体とは違う、「ウルヴァリン」単独シリーズならでは一本筋の通った充実した仕上がりに大満足である。
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