映画「ドラキュラ‘72」をDVDにて鑑賞。

 イギリスのハマー・フィルムが1971年に製作した『ドラキュラ‘72』をDVDで見た。





 映画の内容は、ドラキュラ伯爵が死んで100年、伯爵の従者の孫が復活の儀式を行い、ドラキュラが現代に蘇ってしまう。だが、かつて彼と刺し交えたヘルシング教授の孫も、彼の復活を知って抹殺に乗り出してくる……。





 映画は、いきなりドラキュラ伯爵クリストファー・リー)とヴァン・ヘルシング教授ピーター・カッシング)との馬車上での一騎打ちから始まるのだが、時代が100年前の1872年らしい。





 二人は馬車の転倒で遭えなく死んでしまうのだが、ドラキュラは馬車の車輪が突き刺さって死ぬのだが、刺さった時は左の心臓の下辺りだったのに、体が骸骨に変わるときには右の胸辺りに刺さっている、というボンミスから映画への不安が頭をかすめる。





 ヘルシングは墓地に埋葬され、何故かドラキュラの遺灰も弟子によって同じ敷地内に半分だけ埋葬され、残った半分は弟子の手で保管される事になる。





 時代は一気に100年後の1972年に変わり、現代の風景をバックにタイトルが始まるのだが音楽が当時流行りのCTIレーベルのフュージョンサウンドみたいな曲が流れ出し面食らう。





 シーンは屋敷での、パーティーシーンでロックバンドの演奏とヒッピーのような若者が踊り狂うというシーンの中に主人公たちが登場するのだが、当時の風俗を大胆に取り入れたのは判るが、今の眼で見ると明らかに浮き上がって見える。





 この若者の中に、ヘルシングの子孫の娘ジェシカとドラキュラの弟子の子孫ジョニーがいる訳だが、何とも都合のいい展開。





 その後、ジョニーの提案で悪霊を呼び起こす儀式で、ドラキュラが現代に復活する、演ずるのはクリストファー・リー、最近でも「スターウォーズ」でのドゥークー伯爵、「LOTR」でのサルマン、『チャーリーとチョコレート工場」のウォンカの父親など、SFXオタク系の監督たちに絶大な支持されている俳優。





 ドラキュラの復活を知った、ヘルシングの孫ドラキュラを抹殺する為に立ち上がるのだが、演じるのはピーター・カッシング、私の世代だと、なんと言っても「スターウォーズ」のモフ・ターキン、なのでカッシングが普通の人を演じているのを見るのは初めてなのかもしれない、細面で繊細な眼差しが美しい。





 その後の展開は、ドラキュラは弟子の子孫を使って美女の生血を吸うのだが、今回のドラキュラは100年ぶりに復活したせいか美女の生血を死ぬまで吸ってしまう。





 今回の要は、今までドラキュラは大抵、金髪の白人女性をメインに生血を吸っていたのだが、今回は時代柄、黒人の女性まで食してしまう、最初はためらうドラキュラだが目の前の獲物に我慢出来ずに食してしまうシーンは面白い。





 最後は、ドラキュラとヘルシングの孫の一騎打ち、勝敗は・・・。





 映画の感想、まずこの映画を見て思い出したのは1971年の「ゴジラ対へドラ」。





 映画のシリーズ物というと長く沢山の作品が作られると変わった作品も作られる、この両作品は製作年度も一緒で、当時の流行、風俗、文化を積極的に作品に取り入れていて、ロック、ヒッピーなど大胆に映像の中に収められている、これが映画に正しく機能しているかは見る人の判断に委ねるけど、私は「ゴジラ対へドラ」は成功していると思うが、『ドラキュラ‘72』は、かなり奇想天外でいっその事、タイムスリップ物にしたら面白いと思った。





 現在でも数多くの『ドラキュラ』物は製作されている中、ちょっと変わった作品を探している人には、ウッテツケの作品「ドラキュラ‘72」と、ハマー・フィルムのDVD-BOXと、「ゴジラ対へドラ」と、ヴァン・ヘルシングを主人公にした『ヴァン・ヘルシング』のDVDはコチラをクリック。


    










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