映画「トロン」@DVD

 新年あけましておめでとうございます、本年もmasalaの辛口名画座を宜しくお願いします。

   
トロン [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
2005-12-21

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by トロン [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


   映画の話
 ENCOMは米国防総省にも通じる巨大なネットワークを持ったコンピューター会社だ。デリンジャー社長(デイヴィッド・ワーナー)の独断専行に、エンジニアのアラン(ブルース・ボックスライトナー)は反発する。同僚のローラ(シンディ・モーガン)とともにアランは、フリン(ジェフ・ブリッジス)の経営するゲーム・センターをたずねる。


   映画の感想
 まず、1982年当事によくこの企画が通り映像化された事に驚く。私も公開当事に試写会だったか、映画館だったか、テレビ放送で見た記憶があるが、CGで作られたと言う摩訶不思議なビジュアルだけは覚えているが、ストーリーはまったく覚えていなかったし、もう見ることが無いと思っていた作品であるが、突如登場した続編「トロン:レガシー」が公開された事で、本作も急激に注目される事になる。私も続編を見る為に何度かレンタル店を覗いたが、何時行ってもDVDはレンタル中で借りることが出来ず、結局「トロン:レガシー」は予習しないでぶっつけ本番で見ることになってしまった。しかし、不思議なもので「トロン:;レガシー」鑑賞後に再びレンタル店に行くと、本作のDVDが普通に棚に並んでいたので、続編との繋がりを再確認する為にレンタルしてきました。

 「トロン;レガシー」のレビューはコチラ 
 
 まぁ最初にも書きましたが、こんな昔にコンピューター内部世界を擬人化した物語なんかを、ディズニーの上層部が認め映像化された事態が奇跡である。今でこそ一家に一台にあると思われるコンピューターであるが、82年当事はコンピューターなんか高嶺の花で所有している人は少なかったと推測する。そんな未知の機械内部の話を公開当事の観客はどこまで理解していたか疑問であるが、今現在の私が見ても理解不可能な部分が多々ある作品である事は確かだ。まぁ、その原因はスティーブン・リズバーガー監督の演出力の無さが原因なのも確かだ。

 映画の幕開けはいきなりフリンが作ったゲームソフトを勝手に会社名義に書き換えられ、フリンはゲーム店のオーナーになっている所から始まる、ここが駄目である。本作は何故フリンがこのような状況になってしまったか?と言う状況説明を描くべきで、エンコム社とフリンり関係も容易に観客に伝えられたはずである。そんな、“起承転結”で言う“起”の部分がバッサリ無いから観客はよく判らないまま、フリンと共にコンピューター内部世界に放り込まれてしまうので戸惑ってしまう。まぁ、本作は物語は二の次でCGで作られた圧倒的なビジュアルを堪能する作品である事は確かなのだが、物語りがもう少し深みがあれば歴史に残る名作になったはずである。

 さて、本作の目玉となるCGなのだが昨今、様々なCGアニメ作品や「トロン:レガシー」を見た後ではチープなCGアニメーションであるが、公開当時は画期的なCGアニメーションに驚愕したものだ。そして、今回見て気づいたのは、映画後半に光の線に主人公達が船のような乗り物に乗り移動するシーンで、背景となる地面にミッキーマウスの顔のシルエットがあったことだ、さすがディズニー作品だけに芸が細かい。

 最後に音楽について書きたい。本作の音楽を担当したのは女性名前のウェンディ・カーロスであるが、元々はウォルター・カーロスと言うれっきとした男性作曲家が性転換してウェンディになってしまった人物だ。彼はバッハの楽曲をシンセサイザーで演奏した「スィッチト・オン・バッハ」をリリースして大ヒットさせた後に、スタンリー・キューブリック監督「時計じかけのオレンジ」、「シャイニング」の音楽を担当している。

 映画「トロン」関連商品
   
「トロン」オリジナル・サウンドトラック/ウェンディ・カルロス (CCCD)
ウォルト・ディズニー・レコード
2002-06-26
サントラ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 「トロン」オリジナル・サウンドトラック/ウェンディ・カルロス (CCCD) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


   ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック