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zoom RSS 「トランスフォーマー/最後の騎士王」@シネマサンシャイン平和島

<<   作成日時 : 2017/08/06 17:38   >>

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 公開二日目の夕方。2D字幕版を上映するシネマ1は20名位の閑散とした客入りだ。
   


 映画の話
 人類とトランスフォーマーが反目し合い、オプティマス・プライムが姿を消してしまう中、地球の存亡を左右する危機が到来。事態を収束すべく、発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマスの後を継いでオートボットを率いるバンブルビー、謎多き貴族の老人(アンソニー・ホプキンス)、オックスフォード大学の教授(ローラ・ハドック)によるチームが結成される。

 映画の感想
 大風呂敷きを広げ過ぎたストーリーについて行けず、いまだ物語を半分くらいしか理解していない。もっとシンプルな物語の方が万人向けな作品と思うのだが、どうも今回はアクションありきで物語を組み立てたら、こんな訳判らない作品になってしまったのだろう。

 まず。冒頭から頭の中は「?」で一杯だ。現代劇のシリーズのはずが、いきなり歴史史劇である。それも「アーサー王と円卓の騎士」だ。なんと歴史の裏でトランスフォーマーたちが関与していたという、無理無理な設定を物語に盛り込んでしまった。ただでさえ「アーサー王と円卓の騎士」の概要をうる覚えの私は、早くも冒頭から脱落してしまった。

 話は現在に移り、前作に引き続きイェーガーが主人公で登場するが、発明家と言うより戦士になっている。前作の事をすっかり忘れていたので「こんなだっけ?」と自問自答するが、そんな観客を無視するかのように畳みかけるスケールの大きいアクションが続く。

今回イェーガーの仲間は孤児のイザベラ、魔法使いマーリンの血筋を引くヴィヴィアン、謎多きバートン卿だ。名優アンソニー・ホプキンスまで投入して展開するドラマであるが、どうも面白くない。何かが足らない。物語がサクサク進むが重要なシーンが無い。

 まず、アメリカからイギリスに移動する時に登場した飛行機はどこから現れた?とか、地上に展示してあった潜水艦をどの様に海上に持って行ったとか、一番描いて欲しいシーンがすっぽりない。マイケル・ベイは非常に細かくアクションシーンを構築する割に、先の様な大事なシーンを割愛してしまう。スピルバーグ製作総指揮になっていたが、ちゃんとスピルバーグはチェックしたのだろうか?「インティ・ジョーンズ」シリーズなんかは、移動シーンのディティールは相当気を使っていたのになぁ。

 それから後半の展開が良くない。海底に沈む巨大宇宙船の内部は、まんま「エイリアン」「エイリアン2」の美術デザインにソックリだったり、クライマックスは「インディペンデンス・デイ」とその続編「リサージェンス」にそっくりだったり既視感バリバリの展開に気持ちが付いて行かない。

 まぁ、散々文句を書いたがアクションシーンはパーフェクトであろう。軍事オタクの監督らしい戦闘シーンや、オスプレイがたくさん登場して墜落するなんて、シャレにならないシーンがあったりと、監督は再び「パールハーバー」の様な戦争映画を撮りたいのだろうか?

それから監督の大好きなスーパーカーの大爆走は迫力満点だ。監督はデビュー作「バッドボーイズ

から、ただならぬスーパーカーへの執着を見せていたが、本作でもそのスーパーカーへの愛は成長し続けて、素晴らしいカーチェイスを撮り上げた。多分、ハリウッドの監督でスーパーカーを撮らせたらマイケル・ベイは一番上手いと思う。

 本作はつまらぬドラマとパーフェクトなアクションと、非常にアンバランスな仕上がりになってしまった事は否めなく、マイケル・ベイのストーリーテラーとして力量の名さを如実に感じてしまった。そんな観客の心を見透かした様に、異様に短いエンドロールに完成した作品への自信の無さを勘ぐってしまった。

 画面サイズについて
 私の見た2D字幕版は、ビスタより縦に広いIMAXサイズのワイド画面を標準としながら、細かいカットで一回り小さいシネスコ版に変わったりと、せわしない画面サイズの変更で落ち着かなかった。日本全国このスタイルで上映しているのだろうか?謎の上映スタイルに気がとられて困惑してしまった。その反面、画面の明るさとディテール、色乗りはピカイチだった。





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