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zoom RSS 【試写会】「忍者狩り」@松竹試写室

<<   作成日時 : 2015/10/12 18:37   >>

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 今回私は「忍者狩り」プレミア試写会に招かれた。上映前に出演者の三元雅芸、黒川芽以、監督・千葉誠治の舞台挨拶が行われた。客入りは40名ほど。

   
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   映画の話

 時は天正、戦国時代の伊賀の国。伊賀の下忍・突悪(たお)が、薄暗い洞窟の中で目を覚ますと、目の前には伊賀の下忍で邪気(じゃき)と名乗る男が。邪気に促された突悪の視線の先には無数の忍者の惨殺死体が転がっていた。邪気は突悪が仲間である忍者たちを殺したと言い張るが、突悪にはまったく心当たりがない。それどころか自分の名前すらも思い出せない。突悪は完全に記憶を失っていたのだ……。

   映画の感想

 戦闘中の事故により記憶を失った忍者が、相手に言われるがまま記憶を書き替えながら、真実を突き止める物語だ。物語は本当に先のあらすじの様なもので、全編同じ忍者同士の戦闘が微妙に違う形でループのような形で描かれる。ロケ地も大きく分けて二か所だけ。忍者が戦闘を繰り広げる、人工的に手が加えられた洞窟内と、廃寺の境内だけと言うチープな物だ。

 昨年、千葉監督の「マウント・ナビも拝見したが、コチラもかなりチープな低予算ホラー映画であったが、本作は更に「マウント・ナビ」を上回るチープな作風だ。

 殺人事件をいかなる視点で描いた名作「羅生門や、いかなる視点で爆破事件を描く「バンテージ・ポイントら、この手の作品は他にもあるが、本作はスバリ、いかなる視点からアクションを見せる為に作られた物語のようだ。しかし、全く同じシチュエーションで微妙に違うアクションを何度も見せられては流石に飽きる。

 まず、本作には起承転結で言う、のパートがバッサリとない。いきなり洞窟で忍者同士が戦っている戦闘シーンからだ。何のために忍者が密命を受けて戦っているのかが判らない為に、物語の全体像が見えてこない。まぁ、何となく忍者の任務は後々セリフで説明されるが、口で説明するので漠然としか理解出来ない。やはり映画らしく将軍なり、上の者から忍者が密命を受けるシーンが欲しいが、本作は多分外人相手に忍者アクションを見せる事に重点が置かれた作品だけに、小難しい物語を避けたのも知れない。

 作品全体を見ると斬新な作風で監督の意欲は理解する。しかし、派手なアクションシーだけ見せられて、物語はおまけみたいに扱われては満足しない。ここはもうワンアイディア加える必要が有る。かなり不満が残る作品であるが、主演を務めた三元雅芸の素晴らしいアクションは評価したい。 

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