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zoom RSS 映画「昭和枯れすすき」@松竹ONLINE

<<   作成日時 : 2009/03/16 01:17   >>

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 映画の話 
新宿署の刑事・原田が担当した絞殺事件の犯人に浮上したのは、なんと自分のたった1人の妹だった…。1975年、松竹作品。

 映画の感想
 日本映画界で監督として過小評価されている野村芳太郎監督の1975年の作品だ。本作は野村監督の真骨頂となった「砂の器」(74年)と、大ヒット作「八つ墓村」(77年)と言うビッグネームに挟まれた日陰の存在の作品である。映画の基になったのは「さくらと一郎」の同名歌謡曲であるが、基歌の男女の物語を兄と妹に置き換えて拡大解釈したような物語だ。

 映画の主人公は都会の片隅で暮らす兄妹の物語で兄の原田は刑事、妹の典子は洋裁学校に通う学生だ。兄を演じるのは高橋英樹、妹を松竹映画初主演の秋吉久美子だ。しかし、このキャスティングには違和感を持ってしまった。どう見ても堅物の高橋に対して、野良猫のような秋吉の組み合わせはしっくりこない。

 兄は妹の男関係に目を光らせている。勤務中にも妹の事が気になってしょうがなく、街で妹を見つけては尾行してしまう始末だ。この兄の姿は大地康雄が主演をしたテレビドラマ「お父さんは心配性」のようだ。妹も妹でろくでもない男とばかり付き合っている。しかし、妹の男関係にうるさい兄であるが、兄は兄で行きつけの飲み屋の従業員を演じる池波志乃とよろしくやっている。

 映画は兄妹を中心にした物語なので広がりも無く、70年代が絶頂期だった野村監督作品の中では非常に地味な作品である。面白い演出では事件現場に駆けつけたシーンでは主人公・原田の目線で描く主観映像であったり、同じ様に妹の男を尾行する原田の目線も主観映像で撮影されているのが興味深い。キャストで言うと脇役に元“悪役商会”の丹古母鬼馬二が「砂の器」に続いて刑事役を演じている。映画全体は当時の時代を色濃く感じる作風で、高層ビル化が進む新宿のビル街のカットが何度か挿入され、コンクリートジャングルに押しつぶされてしまう兄妹の象徴の様な扱いになっている。なんとも悲しい物語である。

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